住宅改修 浴室

入浴は毎日の暮らしの中で大きな楽しみの一つです。
 しかし体が不自由になり、転倒などの不安で入浴を控える方がたくさんいます。
 入浴は体の清潔面だけでなく精神的にも健康を保つことができ、欠かせないものです。
また、血行が良くなるなどリハビリ効果も見込まれています。
 入浴動作の負担を軽くできるようリフォームし、安心して入浴ができる環境と整えましょう。
 

 

改修ポイント

  1. 段差や手すり … 
    足元の段差や浴槽をまたぐ際の手すりをつけるなど転倒の予防策を行いましょう。
  2. ドア … 
    入浴の入り口ドアは浴室スペースを最大限に有効活用するため折り戸タイプがおすすめです。
  3. 脱衣室 … 
    脱衣室はできるだけ浴室との温度差を作らないよう、暖房器具を設置しましょう。
     温度差があると血圧の急激な変化により脳梗塞などの原因になることもあります。
  4. 浴室の床 … 
    浴室の床は石鹸の泡などで大変滑りやすくなりますので、滑り止めの施工を行いましょう。
  5. 浴槽 … 
    浴槽が高いとまたぐのも一苦労なので、できるだけ段差がない浅めの浴槽を選ぶようにしましょう。
  6. リフト … 
    電気工事が不要なものや取外しが簡単なものもあります。

施工事例

開き戸から引き戸などへの扉の取り替え

1)こういう悩みをお持ちの方 開き戸で、開閉動作が難しい方。
2)御提案 楽に開閉動作が行える折り戸・引き戸に変更。
3)予算額 改修内容により可変(一式 4万円~)
 ※介護保険ご利用の場合(一式 4千円~)
4)施工期間 約1日
5)利用者様の声(40代:娘) 母はリウマチで、ドアのノブを握って回す事が困難でした。
 折り戸に変えると、軽く押したり引いたりするだけで楽に開閉できるので
  喜んでいます。

 

浴室の手すり

1)こういう悩みをお持ちの方 浴槽からの立ち上がりが難しい方。
2)御提案 安全に立ち上がりが行えるよう、手すりの設置。
3)予算額 改修内容により可変(1m 1万円~)
 介護保険ご利用の場合(1m 1千円~)
4)施工期間 約1日
5)利用者様の声 (80代:息子) 下肢筋力が低下し、脚が踏ん張れず、浴槽内での立ち上がりが大変でした。
手すりを付けそれを持つことで、立ち上がりが楽に安全に
 できるようになりました。